KBCニュースより
北九州市に26日、介護の分野で役立つロボットや機器を体験できるセンターがオープンしました。 北九州市は5年前から、ICT=情報通信技術やロボットを活用して、先進的な介護に取り組もうと、実証実験を進めてきました。 市内の介護施設では、見守りセンサーを導入したり業務の棚卸しを進めたりすることで、定期巡回の回数を減らすなど、業務時間をおよそ35パーセント短縮できたということです。 北九州市の北橋市長は「まずは時間を生み出すという、そして、できるところから質の高いサービスに変えていく、その出発点になると思う」と話していました。 いわば「北九州モデル」。センターでは、専門の相談員が、それぞれの介護現場に合ったロボットや機器を紹介するなどきめ細かくサポートします。