介護
介護分野の人手不足や今後の介護サービス需要の伸びに対応し、介護制度の持続
可能性を確保するため、テクノロジーやデータを活用し、介護職員がケア業務に専念できる環境を整備する。その際、介護事業者に中小事業者が多いことを踏まえ、こうした事業者に対するテクノロジーや運営ノウハウの導入支援を強化する。
業務改善や見守りセンサー・ケア記録の電子化・インカム等の活用により、
介護サービスの質を保ちつつ、より少ない人数で介護サービスを提供する先進施設が存在しています。こうした先進事例の全国展開を進めるため、見守りセンサー・インカムの導入やWi-Fi工事等を地域医療介護総合確保基金の支援対象に追加するとともに、現場のニーズに応じて補助上限の引き上げを可能となります。
今後、更なる生産性向上を実現するためには、AIを活用したケアプラン作成の自
動化など、もう一段のイノベーションが必要となるため、現場のニーズに合った機器の開発・実証を支援されます。
さらに、テクノロジーの導入の効果をデータとして把握・分析し、エビデンスに
基づき、不断に介護報酬や人員配置基準について見直しを図られます。